子どもに与える大人の影響
こんにちは、青木秀樹です。
3月は別れと出会いの季節ですね。
学校では卒業に向けてそれぞれの別れを受け入れているのでしょう。
僕も学校を卒業して30年近くなりますが、卒業の場面はありありと記憶に残っています。
皆の笑顔が涙でグジュグジュになったことが思い出されます。
現在、僕の周りにも学校関係の方々が多くいますが、一般に外から見ている以上に
学校の先生の実務は多く、仕事としては結構大変な状況のようです。
そんな忙しい先生も子どもの成長を待つ余裕と
時間があればいいのだろうなと思っています。
子どもの頃に先生から受けた影響は計り知れないのですが、
その生徒に影響を与える先生に精神的は余裕がもてないとしたら残念です。
因みに僕に良い影響を与えてくれた先生は中学の理科の先生、高校の担任、
大学のゼミの教授です。
当時の勉強はほとんど忘れてしまいましたが、
人としての生き方を教えていただいたことは心に残っています。
悪い影響を受けた先生もいますが、反面教師の言葉はこのようは場合に
使うのでしょうか?
社会が閉塞感に包まれている昨今ですが、子どもたちに良い影響を与える大人が増えることを心から願っています。
今は企業向けにエクゼクティブコーチをしていますが、
学校に向けてのコーチングの支援もしています。
NPO法人日本スクールコーチ協会という、スクールコーチを養成し学校現場にコーチングを普及させようと活動している団体があり、そのコーチを養成する講座が近々スタートします。
コーチングの経験がなくても、教育現場や家庭でのコーチングに興味がある
方は是非ご参加ください。
3月21日より東京会場スタートです。
詳細は日本スクールコーチ協会のHPよりご覧ください
子どもが自主性を育むために、大人の影響が何かを考えてみたいものです。
「交渉」から得られたもの
こんにちは、青木秀樹です。
3月に入ると急にいろいろなことが動き出す感覚を随所に感じます。
別れと出会いと変化の節目の月ですね。
さて、2月24日に実施しました「交渉コミュニケーション力セミナー」はお陰様で好評のうちに終了しました。
参加してくださった皆さんありがとうございました。



3月10日(水)に日経ビジネスセミナー「すぐに身につく交渉力」も予定されています。
興味のある方は下記をご覧ください。
日経ビジネスセミナー「すぐに身につく交渉力」
交渉と言うと、約10年前の仕事で今も忘れられない交渉場面があります。
当時の私の仕事は電子機器や電子部品の中にある基板に電子部品を装着する機械装置を扱う部門の営業をしていました。
ちょうどイメージで言うと、いまリコール問題で話題の自動車に使われている電子部品を製造するための機械のようなものです。通称は半導体実装機といわれるものです。
お客様と仕様の打ち合わせをしながら細部の商談を進めてゆくうちに、どうしても相互が望む仕様がかみ合わない状況が発生しました。
双方の関係者が勢ぞろいしてあらゆる角度から検討しましたが、なかなかお互いに譲ることができない領域を埋めることができませんでした。
営業としては自動車に参入できる新規分野であり、これが成功すると先々の大きなビジネスへの発展の可能性が生まれるので、なんとしても受注したい気持ちで臨んでいました。
結果的にこの商談は相互の仕様の妥協点を見出すことができずに、
合意に至りませんでした。
その時は、涙を飲む形になったのです。
言ってみれば交渉決裂です。
それからしばらくして、その会社の別の部署から別案件での検討依頼を受けました。
聞いてみると、前の交渉時における判断、決断の姿勢を見て
会社の信頼度を強めたようです。
思わぬ方向に展開してゆきました。
今思えばあの時無理して受注しなくて良かったとつくづく思います。
そんな意味で交渉の醍醐味は、交渉の先にある交渉相手に対してビジョンをどのように実現してゆくかのプロセスの面白さがあるのではないかと思いました。
交渉にはいろいろなケースがありますが、人が介在することで生まれる見えないものが何なのか考えさせられます。
人と人との交渉は想像を超えた可能性を引出すということを教えてもらいました。
トヨタの交渉
日本を代表する品質重視、お客様第一を掲げているトヨタが危ない。
以前の会社でトヨタと取引をした経験から、トヨタの強さの本質を知っていたつもりなので、品質を犠牲にして進むべき経営判断の方向性に何があるのか心配です。
ひょっとして、不良の解析から判断までの時間がかかり、現象を素直に受け止める認識力がなくなったのか?
それとも、お客様のクレームがトップに届かない大企業病を患っているのか?
はたまた、グローバル化と商機のタイミングから技術開発に過剰な負担がかかっているのか?
GEとの関係から米国民の感情がここまで反感をかうと思わなかったのか等々自分なりに色々と推測しています。
しかし結果的に経営的判断が遅かったことが今回の危機を招いているのは確かです。
以前、電子機器やFA機器の営業をしていたときに、技術部門の人間によく文句を言っていたことを思い出しました。
お客様が不具合だといっているのに、そんなことは無いと取り合わないことが多々あったのです。
お客様としても故障がはっきりしているのではなく、ある条件が重なると発生するなど不具合現象が特定できない場合もあり、機械側の問題か使い方の問題か判断しにくい状況もある中でのクレームです。
まさかそんなことがあるはず無いと受け入れず、CSも判断しかねる状況では、営業がお客様のいうことを信じて動くしかなかったのです。
そのような場合、私はいつも技術者を現場に連れて行って、お客様と同じ目線で故障現象を確認しました。
現象を確認するには複雑な条件が多いので、これだと言えないケースが大半ですが、それでもその故障の原因らしきことが分かった瞬間に技術的に判断が甘かったことに気づくのです。
しかしこれも組織の判断が入るので、お客様との交渉はいろいろな辛味を踏まえて交渉しないといけません。
グレーな部分をどのように交渉するかが営業の力量になるわけです。
トヨタのケースも、担当者レベル、トップレベルとそれぞれに様々な場面での交渉があったのでしょう。
交渉がwin-winに進むといいのですが、変にこじれて先々の日米自動車摩擦の火種にならないか心配でもあります。
些細な交渉も壮大な交渉も相手の立場を知って、交渉に入ることがまず重要だと思います。
「交渉コミュニケーション力」セミナーの開催が近づいてまいりました。
ご参加をお待ちしています。
人と関わる勇気
こんにちは、青木秀樹です。
先日東京に降った雪が、翌日も日陰に置かれた車の窓ガラスに残っていました。
日頃見ている景色が雪に覆われて白くなったことで、世の中が変わったように見えるのは不思議ですね。
皆さんは、日頃街を歩く時など、行き交う人に対してどんな意識でいるでしょうか。
無意識に歩いていることもあるでしょうし、意識的に接していることもあると思います。
そんなこと考える暇も無いほど忙しい方もいるでしょう。
僕は比較的人に対する関心が高いほうなので、街を歩いていても意外と人を見ていることが多いみたいです。
勿論目的をもって歩いているときは、何も目に入らないくらいそのことに集中していることもあります。
昨日道路を歩いていたら、3メートルほど前でタクシーのドアが開いて、降りてきた人がいました。
タクシーはその場を走り去り、降りた人はこちらに歩いてきて僕とすれ違いました。
タクシー降車の場所を通りかかり、ふと目を落とすと下に何か白い毛糸らしいものが落ちていました。
僕はとっさにその人がタクシーを降りる際に落としたんだろうと思いました。
その時、頭の仲では、声を掛けるべきかそのまま通り過ぎるか一瞬判断に迷いました。
でも思い切って振り向いて「すみません」と声を掛けました、
二度声を上げても気づかなかったので、まぁこのままでいいかと思いましたが、もう一度大きな声を出しました。
その人はやっと気づいてこちらを向いたので、「落としませんでしたか?」というと、不思議な顔をして戻ってきました。
年の頃は、三十半ば位の女性で多分仕事帰りの次の約束に向けて急いでいるところだったようでしたが、指差したものが、自分の落としものだと分かった瞬間に一瞬にして表情が変わり、「あ、すみません」と、とても嬉しそうな表情に変わりました。
多分毛糸の帽子だろうと思いますが、それを手に取り何度も頭を下げてくれました。
僕の方にも、思い切って声を掛けたことで、云うに云われぬ満足感が満ちてきました。
ほんの1、2分のことでしたが、その方の嬉しそうな顔が今でも目に焼きついています。
ちょっとしたことですが、勇気をもって声を掛けたことでとても気持ちが良かったと思っています。
人ごみの中でも、困っている人がいたら手を貸すような心の余裕と、人に関わることを躊躇せず行ってゆければいいなと思っています。
日頃の人との関わりでも、仕事で意識的に関わる交渉場面でも、意外とその人らしさが出るのがコミュニケーションの仕方です。
交渉結果は勿論大事ですが、交渉が実を結ばなくても、機会があったらまたこの人と会いたいと思えるような関わり方をしたいものです。
第二回目の「交渉コミュニケーション力」セミナーを行います。
興味のある方はどうぞお越しください。
交渉コミュニケーション力セミナー 開催決定
交渉力セミナーの2回目の開催が決まりました。
終了しました。ありがとうございました。

交渉をする際のコミュニケーション力が主体になるので、
「交渉コミュニケーション力セミナー」とセミナー名も新しくなりました。
相手を尊重したコミュニケーションを軸に、
想定した交渉ケースをロールプレイで体験していただきます。
営業、購買の現場で交渉に悩んでいる方に おすすめしたい、実践的なセミナーです。
ご参加をお待ちしています!
■セミナー名:交渉コミュニケーション力セミナー
■期日:2010年2月24日(水) 19:00から21:45(開場18:45)
■会場:ちよだプラットフォームスクウェア5階501
■募集人数:16名限定
■受講料:5,000円(事前振込)
■ファシリテーター:青木秀樹
■お申込み:下記フォームよりお申し込みください
お申し込み順に受講料の振込先をご連絡いたします。
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